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熊本にある日本政策金融公庫(国金)の支店と創業融資の流れ

更新日:2020年9月5日


熊本で新しく事業を始める際、開業に必要な資金の代表的な融資先に挙げられるのが日本政策金融公庫(国金)です。ここでは、熊本にある日本政策金融公庫の支店所在地や問い合わせ先、創業融資を申請する際の流れなどについてご紹介します。

日本政策金融公庫って?

日本政策金融公庫とは、政府が出資して運営している公的な金融機関です。

日本政策金融公庫と国金は違う?

日本政策金融公庫は、以前「国民生活金融公庫」という名称で融資事業をおこなっており、「国金」とも呼ばれていました。2008年に国金の事業が日本政策金融公庫へ移行されたため、現在は日本政策金融公庫が公的な融資事業をおこなっている機関となっています。

個人経営から中小企業まで3つの事業がある

日本政策金融公庫には、個人による開業や小規模経営、教育ローンなどを担当する「国民生活事業」、農林水産業の融資に関わる「農林水産事業」、中小企業を担当する「中小企業事業」の3つの事業があります。

個人で開業する際に申請する融資は「創業融資」と呼ばれますが、創業融資は国民生活事業が担当する融資です。

どこで開業するかによって担当する支店が異なる 

日本政策金融公庫は、全国に支店があります。事務所や店舗を開業する場所によって担当する支店が異なるため、創業融資を申請する前に、どこで開業するかが決まっている必要があります。

熊本にある日本政策金融公庫の支店はどこ?

熊本県内にある日本政策金融公庫の支店のうち、熊本市内での開業に関する創業融資を管轄している支店は「熊本支店」になります。熊本支店の詳細は以下の通りです。

日本政策金融公庫 熊本支店の詳細

所在地:860-0801熊本県熊本市中央区安政町4-22

問い合わせ先:

国民生活事業 096-353-6121

農林水産事業 096-353-3104

中小企業事業 096-352-9155

最寄り駅:市電の水道町

熊本支店では、熊本市内のほかに荒尾市、玉名市、菊池市、山鹿市など、多くの地域を管轄しています。

熊本支店以外の日本政策金融公庫支店

熊本県内には、熊本支店のほかにもう1つ「八代支店」があります。八代支店の詳細は以下の通りです。

日本政策金融公庫 八代支店の詳細

所在地:866-0857熊本県八代市出町4-17

問い合わせ先:国民生活事業 096-353-6121

最寄り駅:各線八代駅

八代支店では八代市、人吉市、水俣市などが管轄地域となっています。

天草市は地域によって担当支店が変わる

熊本県天草市は地域によって熊本支店と八代支店に管轄が分かれています。天草市内に新しく店舗や事務所を開業する場合は、どちらの管轄になるか問い合わせてから申請を行うとよいでしょう。

日本政策金融公庫の事業資金に関する問い合わせ先

創業融資に関する質問や、管轄支店を知りたい人のために、日本政策金融公庫では以下のフリーダイヤルを設置しています。

事業資金相談ダイヤル:0120-154-505(平日9~17時)

不明な点がある場合は、上記へ問い合わせてみましょう。

創業融資の申請をする前に知っておきたいポイント

日本政策金融公庫へ創業融資を申請する前に、以下のポイントも押さえておきましょう。

必ず融資が通るわけではない

日本政策金融公庫の創業融資は、個人の開業や小規模企業の経営といった、新規事業に必要な資金の代表的な融資先の1つです。

通常の銀行へ申し込むよりも審査が通りやすいとは言われていますが、どんな条件の人であっても必ず融資が受けられるわけではなく、また、希望する額が満額受けられるわけでもありません。また創業融資の成功率は30%程度とも言われており、一度融資申込が失敗してしまうと約半年くらいは再申請ができないため、万全の準備をして申請する必要があります。

売上の根拠は大丈夫ですか?

希望的観測に基づく売上高になっていないかどうか、日本政策金融公庫だけでなく、他の金融機関も同様に、売上高についての説明は必ず求められます。なぜ、その売上高になるのか、ご自身で明確な根拠にを示して説明できる必要があります。


順調すぎる事業計画になってませんか?

申請した事業計画が順調すぎる場合、金融機関側は甘く考えているのではないかと逆に不安になり、事業計画を信じてもらえません。また、それだけ順調にいくのなら、今までなぜやってなかったのですか?なぜ資金が必要なんですか?でしたらご自身で実績を作ってからいらしてください、ということにもなりかねません。そういう観点において、事業計画は良い点も事業上のリスクやネガティブな要素もよく考えられたものである方が、申請側も説明がしやすく、金融機関側も信用をしてくれるものです。


事業計画以外の申請資料の記載内容も重要です

金融機関側が提示した所定様式の資料を埋めて申請すれば良いと考えている方も多いです。やろうとする事業が新規性が高いもので、理解してもらうのが大変であればあるほど、それ以外の申請資料を準備して、丁寧に説明することが必要です。

また、経歴やご自身の長所をアピールできる欄もありますが、ここでは履歴書を作成するとき以上に相手からの見られ方を意識して記載をしていく必要があります。


不安な場合は専門家からアドバイスを受けるのがおすすめ

創業融資に必要な条件や書類づくりなど、開業時の多忙な時期にはしっかりと時間を取って準備するのが難しい場合もあるでしょう。そういった場合は、融資申請に関する専門家からアドバイスを受けてみるのもおすすめです。

自分に合った融資プランがわからない、希望額の融資を受けるための書類作成に自信がないといったときには、事前に公認会計士や税理士が所属している熊本創業融資相談室へご相談をしてみてはいかがでしょうか。

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熊本創業融資相談室では、これから起業される方に対しての創業融資申請のご相談(初回は無料)のほか、月に一度、創業融資セミナーも行っています。創業融資セミナーでは、融資に必要な資料のご説明や申込資料の記載方法と留意すべきポイントの解説、事業計画書の作成上のポイント、公庫の担当者との面談時のポイントをお伝えしています。

当該セミナーは有料(5,000円)ですが、受講者の方全員に、今後創業融資をご自身で申請をされる場合に、申請資料の添削サービスを無料にて実施しております。少しでも融資の確率を上げたい!という方におすすめです。

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