熊本の税理士が教える!融資成功の5つの秘訣とは

事業を成功させるには、適切なタイミングで資金を調達することが不可欠です。
しかし、融資の申請プロセスは複雑で、多くの経営者の方々が頭を悩ませています。

熊本の起業家や多くの企業をサポートしてきた税理士の私が、今回は融資成功のための秘訣を5つお伝えします!


\融資についてお悩みの方はご相談ください/
無料相談はこちら!

融資の審査のポイントを掴む

資金調達の際には、金融機関からの融資を検討することもありますよね。

私達の住む熊本などの地方の金融機関は、地域経済の特性を踏まえた視点で融資審査を行うため、地域経済の活性化に寄与する事業を高く評価することが多いです。
その事業は例えとして、地元の農産物を活用した食品加工業や、観光資源を活かしたサービス業などが挙げられます。

審査時には、上記のことを念頭におきながら、あなたの事業が熊本にどのような価値をもたらすかを具体的に説明できることが重要です。
事業の強みを適切にアピールすることで、融資の可能性が高まるのです。

ただし、各金融機関によって重視するポイントが異なる場合もあるため、事前の情報収集と綿密な準備が成功への鍵となります。

熊本を代表する金融機関である肥後銀行の融資制度

熊本県にお住まいの方は、熊本を代表する金融機関である肥後銀行からの融資をお考えなのではないでしょうか?
肥後銀行では、創業時に利用できるさまざまな融資制度を設けています。
これから創業する方や創業間もない事業者、新規事業の展開を検討している事業者をサポートする融資制度が整っていますので、ぜひご活用ください。

  • スタハブくまもと創業応援資金
  • 創業者支援資金
  • 創業サポート資金
  • 新規事業展開支援資金 など

日本政策金融公庫や信用金庫(信用組合)の融資制度

ただし、銀行よりも融資を受けやすいと言われている機関があります。
それが、日本政策金融公庫や信用金庫(信用組合)です。

日本政策金融公庫は、財務省管轄の政府系金融機関です。
民間の金融機関に比べ、無担保・無保証人でも融資を受けやすく、金利も低いため、創業初期でも融資の審査が通りやすいメリットがあります。

信用金庫(信用組合)とは、地域の方が会員(組合員)となって、地域の発展を目的とした協同組織の金融機関です。

日本政策金融機関と信用金庫はどちらも、主に中小企業や個人事業主のような小規模事業者の資金調達をサポートしています。

このように融資元は様々ありますが、どの融資元であっても避けられないことがあります。
それは、事業計画書や創業計画書の作成です。

説得力のある事業計画書の作成方法を知る

融資の審査において、事業計画書は極めて重要な書類です。

融資審査では、融資の担当者との面談があります。
その際に、事業計画書をもとにプレゼンテーションしなければなりません。
業計画書の内容は、重要かつ適切なポイントが分かりやすく記載され、現実性を伴う必要があります。

そこで次に、事業計画書の効果的な作成方法のポイントを5つご紹介します!

①明確な事業概要とビジョン・事業の本質を簡潔に説明しましょう。

 また、熊本の地域経済にどのように貢献するかを明記しましょう。

②市場の分析や競合他社の状況などを具体的な数字で示すことも重要です。

 競合他社との差別化できるポイントを明確にしましょう。

③事業のマーケティング戦略やターゲットの顧客層を明確に定義します。

 熊本の地域性を活かした販促策を提案しましょう。

④実現可能な財務計画を考えましょう。

 収支予測を根拠ある数字で示し、売上高や売上原価、販管費等の内訳を詳細に記載しましょう。
 資金繰り表を月次で作成し、融資の必要性を明確にすることが重要です。

⑤簡潔かつ論理的な文章で記述しましょう。

 グラフや表を効果的に使用し、視覚的に理解しやすくします。
 専門的な用語は極力避け、誰が読んでも理解できる表現を心掛けましょう。

事業計画書は一度作成し、審査を通して終わりではありません。
定期的に実績との差異を分析し、必要に応じて修正を加えていくことが、事業を安定して行う上で大切です。

会社や事業全体でその計画を共有し、実行することで企業の成長を実現していくことが最も重要なのです。

財務諸表の効果的な提示方法を理解する

事業計画書に加え、「財務諸表」も融資審査において最も重要な書類の一つです。
「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つの財務諸表を正確に作成することが不可欠です。
この財務諸表を基に、融資で借りたお金を返済するだけの利益を出し続けられる、具体的な根拠を示す必要があります。

財務諸表を作成するためには、過去から現在、さらには今後に向けての短期から中長期的な経営戦略や予測収益の策定、リスクの洗い出し、十分な分析や比較を重ねて、誰もが理解できる内容にする工夫が必要です。

でもただでさえ、経営や創業の手続きで忙しい中、事業計画書や財務諸表の作成を進めることは難しいですよね。
そこでオススメなのは、熊本県内の信頼できる税理士や公認会計士のサポートや監修を受けることです。

熊本創業融資相談室を運営する税理士法人ストラテジーでも、事業計画書や財務諸表の作成をサポートさせていただいております。

財務諸表は単なる数字の羅列ではありません。
事業のストーリーを伝える重要な書類です。

熊本の税理士や公認会計士は、熊本の地域性を活かしつつ、事業の将来性や成長戦略が財務諸表を通じて審査担当者に伝わるよう、起業家や新しい事業を計画している皆様をサポートすることができます。

面談時の注意点と成功のコツを把握する

融資審査の面談は、書類だけでは伝えきれない熱意や信頼性を伝える重要な機会です。

まずは事前準備として、想定される質問とその回答を準備することが必要不可欠です。
そして、熊本の経済状況や産業動向を把握し、自社や事業の位置づけを明確にしておく必要があります。
その上で、事業の将来性や熊本への地域貢献度を具体的に説明できるようにしましょう。

自社の強みや独自性を明確に伝え、課題やリスクを隠さず、その対策を示すことが大切です。

面談当日は、金融機関の担当者の質問や説明をよく聞き、専門用語の使用は必要最小限に抑え、わかりやすい言葉で説明することがポイントです。
財務状況の説明のときには、数字の背景にある要因をわかりやすく説明する必要があります。
業界の特性や熊本の経済状況と関連付けて説明することで理解しやすくなりますよ。

場合によっては審査官から改善が必要な点を指摘されることがあります。
そのときは素直に認め、具体的な改善策を示し、資金の使い道と返済計画を明確に説明できるようにしましょう。

最後に、たとえ面談の結果が思わしくなくても、次に繋げる姿勢が大切です。
長期的な関係構築を目指し、誠実に対応することを心掛けましょう。

融資実行後の資金管理・運用方法を明確にしておく

無事に融資が実行された後はホッと一息つきたいところですよね…。
一息つくのも大事ですが、融資資金を適切に管理できるような運用を検討し、継続して行うことが不可欠です。

資金の使い道とキャッシュフローの管理、そして事業計画に沿った使用と日々や月次の会計、財務指標の管理やチェックを怠らず行いましょう。
その中で、不要な支出削減や定期的な分析を行い、将来を見据えた資金計画として中長期的な視点で計画策定に取り組みましょう。

常に全体の経営状況を俯瞰しながら、スケジュールを遵守し、返済が遅延しそうなときには早めに融資元に相談することも大切です。

まとめ

融資の獲得は、事業成功への重要なステップです。
そして、熊本の地域性を活かした融資申請とその後の適切な資金管理が鍵となります。

熊本創業融資相談室を運営する税理士法人ストラテジーでは、会計や税務のサポートの他に、融資のサポートも行っております。
熊本で創業または新規事業の展開を検討されている事業者をサポートしています。

運営元は税理士法人ですので、税理士としての専門知識を活かしながらこれまでにも多くの創業者を支援させていただきました。

肥後銀行などの銀行や、日本政策金融公庫、信用金庫からの融資申し込みを検討されている場合は、熊本創業融資相談室の無料相談をお気軽にご利用ください!
初回相談は無料で行っていますのでお気軽にお問合せください。

\お気軽にお問合せください☻/

menu

無料相談のご予約はこちら

096-334-1877

無料資料ダウンロード